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学校概要

1. 本校の特色

〔設置の特色〕

・葛飾区「地域連携・のびのび型学校による未来人材育成特区」による設置
・文科省「不登校児童生徒等を対象とした特別の教育課程の編成」指定で、
年間総授業時数を770時間に(標準980時間)
・NPO法人が中心となって設立する学校法人による開校

〔学校の特色〕

・不登校の子どもへの成長支援を行い、学習権保障をする学校
・子ども中心の教育を行う学校 ・子どもの意思、個性を尊重する学校
・子ども、保護者が参加・参画し共に創り続ける学校
・NPO、行政、地域社会と連携・協働する学校
・フリースクールを母体に市民が創った学校

2. 沿革

 東京シューレ葛飾中学校は、葛飾区の「地域連携・のびのび型学校による未来人材育成特区」により、同区から校舎・校地を借り受け、行政、地元地域の参加協力で実現した2007年4月開校の私立中学校である。文部科学省による「特別の教育課程編成実施指定校」として、不登校支援と特徴ある教育を行う正規の中学校である。子ども、保護者、NPO・市民、行政、地域が参加するユニークで新しいタイプの学校としてスタートし、現在にいたっている。
 本校は、特定非営利活動法人(NPO法人)東京シューレが中心となり設立準備を進めて来た学校である。東京シューレは1985年に奥地圭子が親・市民の協力によって開設した学校外の子どもの居場所・フリースクールである。現在、東京都北区、新宿区、千葉県柏市と3スペースをもつフリースクールで小学生から23歳までの子ども・若者約150名の会員がおり、設立から28年間で約1400名を超える子どもたちが巣立っている。1999年にNPO法人格を取得し、全国約230家庭とつながるホームエデュケーション家庭の支援活動であるホームシューレ、18歳以上の若者が学ぶシューレ大学という自主大学の運営の他、親の会・相談などの活動も行っている。
 本校は、このNPO法人東京シューレと、その応援者からの協力・寄付によって設立された。なお、「シューレ」は「精神を自由に使う」というギリシア語から名付けられた。

開校までの略歴

1985年 6月 奥地、東京都北区でフリースクール東京シューレの活動を開始
1999年 10月 東京シューレ、東京都より特定非営利活動法人(NPO法人)の認証を受ける(翌年1月よりNPO法人として組織再編)
2002年 10月 文科省が学校に関する規制緩和の構造改革特区を発表
2003年 1月 NPO法人東京シューレ理事会・父母会にて「特区による学校づくり」についての検討開始 この間、都内各区に特区学校設立について打診
2004年 6月 葛飾区にNPO法人立学校の設立を正式に提案
2005年 4月 葛飾区に対し学校法人設置による学校設立計画案を提出
10月 NPO法人東京シューレを中心として「東京シューレ学園設立発起人会準備会」設置
11月 学校設立の寄附募集を開始する
2006年 1月 「東京シューレ学園設立発起人会」発足
5月 葛飾区「地域連携・のびのび型学校による未来人材育成特区」を申請
7月 総理大臣より葛飾区特区が認定される
8月 発起人会、東京都知事に学校法人設立・中学校設置を申請
10月 東京都私学審議会による当学校法人設立・学校設置を認める答申
11月 文部科学省より「不登校児童生徒等を対象とする特別の教育課程を編成して教育を実施する学校」指定の内示 学校法人設立・中学校設置が東京都知事より正式認可 「学校法人東京シューレ学園」発足(第1回理事会・学校評議員会を開催)
2007年 4月 「東京シューレ葛飾中学校」開校

3 教育の基本方針

「生命を原点にすえた教育」

本校では、あらゆる活動や生活の中で、生命を原点にすえた教育を行う。

(1) 生命はかけがえがないものであり、一度失なったら戻ってこない。自分は、かけがえのない生命を持って一度きりの人生を生きている大切な自分だ、他者も同じように、かけがえのない生命を持って生きている大切な他者だ、そしてそれぞれが主体であるという認識を育てる。
(2) 生命は、自ら成長力を持っている。その力を信じ、その力が発揮できるよう環境調整したり、適切な支援をする。
(3) 生命は、動植物の全てを通してそれぞれ同じものはない。人間も全て違いを持ち、その個性が尊重される必要があり、生命のあり方の違いで排除されることがあってはならず、受けとめあいながら成長しあっていくものとする。
(4) 生命の重みは対等で、誰も差別されない。そして、生命を持っている存在どうしが、他方を支配したり、他方から支配されたりすることはおかしい。
(5) 生命を守り、育てるためには、平和、人権、環境が守られることが大事で、大人側の責任と共に、やがて社会を担う子ども自身もその自覚が育つようにやっていく。
(6) 生命の多様なありようを知り、多様なあり方を交流しあっていくことが大切と考える。 以上を日々の学校生活、いろいろタイム、コミュニケーションタイムを通して取り組む と共に、各教科学習でも大切にする。

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