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校長あいさつ

子どもの多様な学びが成長を支える。

学校法人 東京シューレ学園 理事長
東京シューレ葛飾中学校 校長 奥地 圭子

開校への思い

葛飾中は、学校法人東京シューレ学園が設立した私立中学校です。
母体になった東京シューレは、1985年にできた学校以外の居場所・学びの場であり、フリースクールと呼ばれていました。

そこには、不登校の子どもたちが多く通ってきましたが、子ども一人ひとりを尊重し、その存在を受け止めながら、子どもが主人公になって創って行く学びの場で、予想以上に早く元気になり、自分らしく育ち、やがて自立していくのをみて、このフリースクールのやり方が高教育の中でも実現できないか、とおもったとことから、学校づくりが始まりました。

そんなにフリースクールが良ければ、なぜ中学校をつくったのか、と質問されますが、フリースクールは学校制度外であるため、学校教育法しかない日本では、フリースクールで卒業資格を出してやることもできず、公的資金の援助もなく、不利益がたくさんありました。また、フリースクールのような子ども中心の教育が子どもの安心や意欲を引き出すなら、学校をそのように変えていけばいいのではないか、という思いもありました。

海外では、教育はもっと多様であり、フリースクールやホームエデュケーションなども社会の中で、世紀の教育として通用している国々をみて、うらやましいと思っていました。何より、子どもが堂々と育っているのです。

そんな思いの所へ、2002年構造改革特区制度が発表され、校他校舎は自分でもたなくていい、とか、学習指導要領はその通りじゃなくていい、とか特区で認められれば、それまでの規制を緩めて OK という条件が示されたので、これならお金のない私たち市民でも学校が創れる、と踏み切った次第です。そして、葛飾に廃校が見つかり、区が「のびのび型未来人材育成特区」を国に申請して下さり、内閣府から認められた、というわけです。
学校法人は都から、子どもに合った独自のカリキュラムは文科省から OK を取りました。それでもお金のことが大変でしたが、多くの方々のご協力で、無事開校できたのです。

(開校5周年記念誌「開校5年にあたって」文中より)